こんばんは。
50代からバレエ体型を手に入れる
五十路美体づくりトレーナー
白須絵里子(しらす えりこ)です。
京都左京区、銀閣寺、北白川、京都大学近隣の住宅街で
マシンピラティスを指導しています。
このBlogを読んでくださってありがとうございます。
先日体験を受けた50代女性のお話です。
体験が終わった後も、いろいろとお話を聞いて、
私も悲しくなってきました。
もしかしたら、他にも同じような悩みを持っている方が
いるかもしれないので、シェアします。
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50歳女性 職業 窓口業務
シェイプアップと腰痛予防が目的で体験希望
ここ1年くらいホットヨガに週3~4回通っています。
それ以外に、開脚の練習を岩盤浴でしています。
以前、ライザップにも通っていました。
その時には、パーソナルトレーナーについて指導を受けていました。
今は自分でも出来ると思い、
スポーツクラブでフリーウエイトのトレーニングもしていました。
ところが、
開脚の練習をしている時に、
「バキッ!」
と、やってしまったのです。
それ以来、お尻の下の坐骨から
太ももの内側、後ろ側に痛みがあり伸ばせません。
整体に行っても痛みはとれませんし、
今は針治療に通っています。
1年頑張ってホットヨガに通っても、下半身の太いのはそのまま。
自分で骨盤の歪みを直したいし、
前ももの張りをとりたいと、
運動すればするほど、前ももに筋肉がついて硬くなる。
悪いスパイラルになっているのだと、悲しくなりました。
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ここまで。
この話を体験レッスンで聞きました。
それで、ヨガのポーズ
片脚を後ろに引き、足を前後に開いて前脚を曲げるランジ、
そしてスクワットの姿勢を取ってもらいました。
すると、私の想像したとおり、
本来、脚の裏側を使う動作が、
全て太ももの前側を使って動いていたのです。
ところが、ご本人はそのことに気がついていなかった。
自分の得意な太ももの前、外側を使ってヨガをしていたのです。
なので、
やればやるほど、脚は太くなる!
ヨガはホントは、インナーマッスルを使って運動します。
ところが、30人のクラスなので、細かい指導は受けられません。
インナーマッスルが働かないと、体幹はしっかりしません。
体幹がしっかりしないと、
その分、アウターマッスルを使って、脚が頑張るわけです。
この写真を見てください。
くるぶしの前から真っ直ぐに線を引くと、
骨盤から上の上半身が線より前側にたくさんありますね。
これは腹筋が抜けて、反り腰になり
上半身が前に傾いています。
その体重を支えるために、太ももの前側が頑張っています。
運動していなくても、ただ立っているだけで、
太ももの前のトレーニングをしているのです。
こんな場合はまず、
姿勢のための腹筋を強化して、骨盤を整えること。
同時に股関節を動かして、
脚をどの方向にも動かすことが必要です。
実は私もピラティスをする前は同じような経験をしています。
バレエにために、いいと思い
本を見てトレーニング。
その結果、
腰痛になり、太ももの前側がパンパンでした。
インナーマッスルが全然使えていなくて、
姿勢が悪かったのです。
ピラティスを始めてお腹を意識して、
骨盤が整ってきてから、
太ももの張りがなくなりました。
だから、この方もキチンとトレーニングすれば、
体の使い方を学べば、体は変わります。
同じような悩みを持っている方、ご自分の写真をとって
自分はどうなっているのか?
確認してみませんか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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