あなたのカラダが変わる3つの理由
ピラティスでバレエ体型が手に入るのには
次の3つの理由があります。
これからそれぞれについて少し詳しく
お話していきますね。
まず大切なのは姿勢を正しくすることです。
姿勢で大事なことは骨が正しくならぶこと
カラダを動かすしくみ
カラダは「骨」と「関節」が枠組みを作っています。
これだけでは、動かないので骨についている筋肉が
伸びたり、縮んだりして背骨、腕や脚を動かしています。
良い姿勢の鍵を握るのは背骨が正しくならぶこと
背骨はちょうど、積み木が積み重なるように
24コの小さい骨がならんでいます。
その下に仙骨という骨盤に挟まれるように三角形の骨があり、
さらにその下に尻尾の骨、尾骨(尾てい骨)があります。
一番上は耳の高さから始まって、
下はお尻の近くにある尾骨です。
この耳の高さから始まり尾骨までの骨を
4つの部分に分けることができます。
頸椎 首の骨
胸椎 胸の部分、肋骨がついている
腰椎 腰の部分
仙骨と尾骨 骨盤についている
背骨は真っ直ぐにならんでいるのではなく、
背骨にかかるショックを効率よく吸収するために
弯曲があります。
バレエでは背骨を長く伸ばして弯曲を少なくします。
しかし
見た目はかなり真っ直ぐに見えても、
必要なだけの弯曲は残っています。
姿勢の悪い方はこの背骨の並び方が悪い、
弯曲が大きすぎたり、本来必要なところの弯曲がない場合に
姿勢の変化が起こります。
背中が丸くなったり、腰が反りすぎたり,背中が後ろに落ちた姿勢は
背骨の並び方が正しくないからです。
胴体の姿勢を保つ筋肉
バレリーナの背中がビックリするほど力強く、美しいのは
セナカ側にある筋肉、脊柱起立筋のおかげです。
背骨の両側にあり、頭の骨のすぐ下から仙骨までついています。
背骨がすらりと伸びているのは、この筋肉がしっかり働いているからです。
背骨を後ろへ反らしたり、横へ曲げたりもします。
姿勢を保つためには、腹筋も働いています。
この腹筋はふつうに腹筋運動するときの
寝ていて、カラダを起こしてくる腹筋ではありません。
姿勢を保つ
外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋です。
ウエストのまわりをちょうどコルセットのようにぐるりと
おおい、胴体をしっかりと安定させます。
上は肋骨の下から下腹部、骨盤まで、左右はぐるりと背中までついています。
背中の筋肉お腹の腹筋、どちらもバランスよく働くことで
綺麗なセナカ、スッキリしたお腹、引き締まったカラダをつくります。
綺麗のもう一つの要は骨盤
骨盤は背骨につながっているので、骨盤の動き、歪みはすべて
腰椎、さらに背骨の上まで伝わっています。
骨盤はこんな形をしています。
骨盤を前から見たとき
骨盤を横から見たとき
このように、お椀のようになった骨盤が前に傾いたり後ろに傾いたり
せず、センターにあるとき背骨は正しい並び方
S字のカーブを描きます。
骨盤が傾くと姿勢も変わってきます。
左端が理想的な骨の並び方です。
骨盤が傾くと背骨の形が変わり、頭の位置も変わってきます。
以上が、正しい姿勢についてでした。
次は正しいトレーニングについて解説しますね。
バレエ特有の長くてほっそりした筋肉の秘密
バレエ体型でイメージする細く長い筋肉の秘密は脚をターンアウト
(脚を脚のつけ根から外側へ回す)することにあります。
日常生活では脚を外側へ回すことは、ほとんどありません。
しかし
綺麗な脚のラインを保つためには、
脚を前に曲げる
後ろへ伸ばす
横(外側)へ上げる
カラダの中心線に向かって戻す
骨を軸に外側へ回す
骨を軸に内側へ回す
どの方向へもバランス良く動かすことが必要です。
ある部分の筋肉が弱かったり、
特定方向への運動ばかりして一部の筋肉だけ発達すると
脚の形が悪くO脚、下半身太りの原因にもなります。
骨盤には、脚を動かす筋肉もついています。
なので、脚のトレーニングをする場合にも
骨盤が正しい位置にあることが大きなポイントです。
マシンを使ったトレーニングをしても、
骨盤を正しい位置にセットせずに行うと
何の効果もありません。
ジムでの自己流トレーニング、
あるいは、
女性専用のいつでも、何回でも通える30分トレーニングでは
体型を整えることが出来ないのはこういう理由です。
マシンピラティスでは
骨盤を正しいポジションを保って、背骨、脚、腕をたくさん動かします。
いきなり空間の中で動くのではなく、
最初はセナカ、骨盤をベッドにつけた状態でトレーニングします。
モノがあるので、自分の骨盤、セナカがどうなっているのか?
わかりやすい!
これが、バレエのレッスンや、他のトレーニングと違うところです。
ピラティスで行うエクササイズは
バレエのレッスンで行うものと似たものがたくさんあります。
筋肉の使い方も同じような使い方をします。
まとめ
■骨の並び方が大事
■背骨、骨盤が正しい位置でトレーニングする
■バレエとピラティスは同じような筋肉の使い方をする
ピラティスでバレエ体型になるのはこんな理由からです。
ここまでは一般的なお話でしたが、
最後に白須のトレーニングならではの特徴について
お話したいと思います。
白須絵里子ピラティス教室の特徴
足裏からのアプローチをしている
ピラティスで注目するのは骨盤、背骨がメインです。
40代、50代女性では外反母趾、
土踏まずのアーチが崩れている方も多いです。
足裏の状態が悪いと
下半身のトレーニングをしても効果が下がります。
私のところでは、
足裏からのアプローチも大切にしています。
トレーナー自身が実践して効果のあったものを指導します
私は他のトレーナーのように、運動神経が良いわけでもなく、
カラダの感覚も鈍いです。
ピラティスはもともと、教えるために学んだのではなく
マンツーマンでトレーニングを受けながら、
その意味をもっと理解したくて勉強を始めました。
資格を取っても、
毎週、毎週マンツーマンでトレーニングを受けている人は少ないでしょう。
だからこそ、
私は自分の体験を通して、あなたのカラダを観察出来ますし
あなたに伝わるように指導できます。
マシンピラティスは解りやすい!
日本ではピラティスといえば、
マットのみを使ったグループレッスンが主流ですね。
でも、ピラティスはもともとマンツーマンで
マシンを使うリハビリのためのエクササイズです。
マシンが筋力のないあなたのカラダをサポートし、
時には負荷となって、あなたのカラダを強化し
あなたがうまく動けるようにガイドしてくれます。
マシンを使ってトレーニングするとき、
あなたはトレーナーとマシンの両方から
フィードバックをもらえます。
適当に回数をこなすのではなく、
丁寧に最適のポジションで
トレーニングの質を大事にします。
バレエ体型づくり専門はここだけ!
他にあるピラティススタジオと違い
マシンを使ってトレーニングをする
京都で40代、50代からの
バレエ体型づくり専門ピラティスはここだけです。
【参考文献】
ヴァレリー・グリーグ著、上野房子訳
インサイド・バレエテクニック
大修館書店 2011年
ケンダル/マクレアリー/プロバンス 著
柏森良二 監訳
西村書店