こんにちは。
50代からバレエ体型作り専門家
白須絵里子(しらすえりこ)です。
京都左京区、銀閣寺、北白川、京都大学近隣で
マシンピラティス個人レッスンをしています。
このBlogを読んでいただきありがとうございます。
40代、50代になると歯が悪くなる場合もありますよね。
今日はスタジオにこられた女性の悩みをシェアします。
もしかしたら、
同じような悩みをもっている方がいるかもしれないので。
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“首や肩が痛くて苦しいんです”
ピラティスの体験レッスンにこられたお客さまが言った。
ストレッチ行ったり、整体行ったり
いろいろ試しました。
その時は少しの間ましになるのですが、
やっぱり苦しい……
確かに姿勢を観察すると、
胸元、鎖骨、肩まわりがキュッと縮んでいる。
巻き肩になっていて、
本来あるべき背骨のカーブが少ない。
以前は
毎週バレエストレッチに通っていたそうだが、
肩関節の可動域、
つまり肩まわりの柔軟性がない、
とても動きにくそうだった。
たとえば、
右手を頭の上まであげるとしよう。
40代、50代になると
スムーズににあがる人は意外と少ない。
*なんとなく引っかかりを感じる
*自分では腕をあげているつもりで、
実は背骨を反対側、左側に少し倒して
腕をあげているつもりになっている人もいる
腕をあげるときは、肩はあげなくてそのままでいいのだが、
*肩甲骨の動きが悪くて
代わりに肩をあげて(耳に近ずけて)
腕をあげたつもりになっている人もいる
体験レッスンにこられた女性も同じようなことをしていた。
しばらく続けてみたいとレッスンを続けることになった。
レッスンのたびに、肩、首が楽になる。
毎回レッスンのあと、
その後どんな様子だったかを報告してくれた。
“でも、そのいい調子が金曜くらいまでは続くんですけど
あとは元にもどるんです”
水曜日にレッスンを受けるので3日持つ。
動きに慣れていないので、運動量としては少ない。
少しずつ運動量を増やしていこう
そう思っていた時のことだった。
“友達が言うです。
インプラント入れてから、ずっと調子悪いって言ってるよ”
体験レッスンの時にはその情報は聞いていなかった。
一般の方は想像がつかないかもしれませんが、
身体は足の裏からかかと、ふくらはぎ、太ももの後ろ側
腰、背中、頭、おでこまで
ぐるっと
繋がっているのでだ。
身体中を全身タイツで包まれているわけ。
その全身を包んでいるのは膜。
その中に筋肉も内蔵も骨もはいってる。
それで、
たとえば
腕が一つの方向に動いたら、
別のところが反対方向に伸ばされて
つり合うのだ。
”テンセグリティー“
という比較的新しい考え方。
人間は日常生活の中で、どうしても左右差がでてくる。
特に
右と左が異なる動きをするスポーツ
テニス、卓球、ゴルフ、
野球とか。
もともと、左右差、歪みがあるところに
人口的に口の中に金属を入れると、
そこだけが固定される。
すると身体の中でバランスを取ろうとして
ある部分にだけ負担がかかる。
彼女の場合は歯を食いしばり、
アゴを引くことで、
バランスをとっていたのだ。
動きとしては僅かなことだが、
歯を食いしばり
あごを引くことで
背骨のカーブがなくなり、
ピラティスをしても
質の良い動きが引き出せなかったわけだ。
ご自身で歯を食いしばらないように
意識して、
股関節、肩甲骨を動かすと
動きが見違えるほどよくなった。
もし、あなたが首、肩が苦しくて
辛いなら、
歯の食いしばりや、インプラントに原因があるかもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。