こんばんは。
50代からバレエ体型を手に入れる
五十路美体づくりトレーナー
白須絵里子(しらす えりこ)です。
京都左京区、銀閣寺、北白川、京都大学近隣の住宅街で
マシンピラティスを指導しています。
このBlogを読んでいただきありがとうございます。
3月もあと1日。
年度末は引っ越しのシーズンでもあります。
最近引っ越しをしたお客さまがいます。
自分の引っ越しではなく、お嬢さんの引っ越しです。
お嬢さんがお仕事が忙しくて、手が回らず
お母様が主になって引っ越しの段取りをした。
その時に、本を段ボール箱に詰めて、十数箱を新居に送った。
新しいお家は、1階が玄関、2階が住居。
引っ越しやさんなら、部屋まで荷物を運んでくれます。
でも、宅配は玄関までですよね。
それで、60代の客さまがひとりで、階段を十数回
上がったり下りたりして、
重ーい本の詰まった段ボール箱を運んだそうです!
ふつうなら、膝や腰が痛くなりそうですよね!!
「でもね、腰大丈夫だったから!姿勢とお腹意識してるから!」
凄いですよね!
このお腹を意識することは
腹横筋を使うことなんですね。
この写真は高橋書店の世界一ゆる~いイラスト解剖学
からだと筋肉のしくみ
に、のっていたもの。
写真の赤いところが腹横筋。
胴体の骨のない部分の横側についています。
前のお腹と後ろの背中、腰は筋膜と云って
鶏肉についている白い膜のようなものです。
筋膜は縮みません。
横側の筋肉が縮むことで
筋肉についている筋膜が引っ張られて
回りから締めるように
前後にぺた~と薄くなります。
赤い部分はみぞおちのところの両端にもありますね。
なので、息を吐いて腹横筋が働くと
この肋骨と肋骨の間も狭くなります。
腹横筋はコルセットのような働きをしています。
内臓を本来の位置に保っています。
腹横筋の働きは弱いと、
内蔵が下がったり、体幹がぐらぐらして
姿勢も悪くなります。
そしてこの腹横筋を働かすためには呼吸が関係していて
肋骨が柔らかく動く、
横隔膜もしっかり動かして呼吸します。
胸の上の方だけ動く浅い呼吸では、
横隔膜は動きません。
だから、ピラティスでは深い呼吸
肋骨が柔らかく動き、横隔膜もうごく呼吸が必要なのです。
バレエやダンスをするときも同じで、
腹横筋を使って踊るとからだがブレなくなりますよ。
腹横筋は腰を守ってくれるので、重い荷物を持って
階段を上り下りしても大丈夫なわけです。
腰痛持ちの人にはこの腹横筋が弱っている人もいます。
そんな方は呼吸がどうなっているか?
観察するのもいいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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