こんばんは。

 

50代からバレエ体型を手に入れる

五十路美体づくりトレーナー

 

白須絵里子(しらす えりこ)です。

 

京都左京区、京都大学近隣の住宅街で

マシンを使ったピラティスを指導しています。

 

いつもありがとうございます。

 

 

前回は

ピラティスで二の腕ダイエットのためのエクササイズをするときに

肩関節が前に来ないようにすることが大事だと書きました。

 

今回はとても大事な

『肩甲骨の安定』についてです。

 

 

体幹、つまり胴体をグラグラさせないで、動くためには

『肩甲骨が安定』していることが必要なのです。

 

 

では、肩甲骨が安定するとはどういうことでしょうか?

 

まず肩甲骨のについて書いていきますね。

 

肩甲骨はどのようにして体幹の骨についているのか

 

はじめに書いておきますが、

肩甲骨は直接背骨や、肋骨に繋がっていません。

だからこそ、自由に動ける。

 

 

肩甲骨がどこにあるかわかりますか?

背中にある、三角形の羽のような骨です。

 

スキャン_20160831

秀和システムよくわかる筋肉関節動きとしくみより

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は左の肩関節の骨格の図。

 

左肩を前から見ていて、肋骨の後から少し見えているのが

肩甲骨。

 

一番上で横に伸びているのが、鎖骨。

 

鎖骨が横にすっと伸びているのが見えると

デコルテが綺麗ですね。

 

 

この図を見ると

肩甲骨は首の下にある鎖骨についています。

背骨とも肋骨とも直接繋がっていません。

 

 

鎖骨は胸骨という胸の真ん中の縦に長い骨と繋がっています。

 

胸骨は背骨や肋骨とともに、鳥かごのような

胸郭、つまり骨の枠組みをつくり、

そのなかに、肺、心臓があります。

 

 

つまり、肩甲骨は直接、体幹の軸となる骨と繋がっていないので、

自由に動くことができます。

その反面、不安定になりやすい。

 

 

その分筋肉が肩甲骨を支えることが必要なんです。

 

しかし、実際は40代以上の女性の多くの人が肩周り、

肩甲骨に悩みを持っています。

 

 

肩甲骨の動きが悪くなったり、筋肉で十分支えられてないからです。

 

肩甲骨は上腕骨(二の腕の骨)と関節をつくっています。

 

だから、二の腕を鍛える時は肩甲骨が関係してくるのです。

 

 

 

肩甲骨の動きは6つ

 

➀上、下の動き

肩を上げる、下げる動き

 

 

②前後の動き

両方のうでを前にならえします。肩の高さを保ってまま

背骨の形を変えないで、肩甲骨を前、後ろに動かす動き

 

 

③うでを耳の横へ上げる下げるをするときに

肩甲骨も一緒に上に向かって回る,下へ向かって回ります

 

以上、6つの方向へ肩甲骨は動きます。

 

肩甲骨は肋骨の上を滑るように滑らかに動く

肩甲骨が安定するということは、背骨の形に合わせて

スムーズに動くということです。

 

肋骨から、離れたり、浮いたりしない。

 

 

よく、天使の羽がみえるといって、

肩甲骨が浮いているのは、不安定な状態なのです。

 

 

二の腕の運動をするときは肩甲骨が浮かないように筋肉を使う。

具体的には、手をカラダの後について支えたとき、

 

肩が上がらない

肩甲骨が背骨のほうに極端に寄らない

脇の下がしっかり支えられた感じがあること

 

こう考えると、二の腕の運動も

動きのまねだけでなく、

筋肉を意識すると全くちがうものになります。

 

 

だからこそ、きちんと効果が出てくるのです。

 

 

次は体幹を意識することについて書いていきますね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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