こんにちは。

50代からバレエ体型を手に入れる

五十路美体づくりトレーナー

白須絵里子(しらすえりこ)です。

 

いつもありがとうございます!

 

 

「腕があがらない。」

先日こんな相談を受けました。

 

 

あなたは腕、肩まわりに、こんな悩みはありませんか?

 

 

「腕があがりにくい」

「腕を頭の上に向かって挙げたとき、肩も極端に上がってしまう」

「肩が内に入っている」

「肩が巻いている」

 

では、腕を高く上げるためにはどんな筋肉が関わっているのでしょうか?

 

肩甲骨と腕と肩甲骨がつくっている関節がしっかり動くことが大事

 

 

スキャン_20160530

ケンダル 筋 機能とテスト 西村書店より

 

写真は腕を前から、あるいは横から後ろからみて

どんな筋肉が関係しているか?を示しています。

 

 

カラダの前も後ろもそして、横も

たくさんの筋肉が働いていますね。

 

カラダの前についている大きい筋肉は大胸筋。

背中にある大きな筋肉は広背筋。

どちらの筋肉も二の腕の骨についています。

 

 

どちらの筋肉も、

バストアップ、背中の丸さにも関係しています。

 

話が横道にそれてしまいました。

 

腕をカラダの横にぶら下げた状態から

60度以上上げる時には

二の腕だけでなく肩甲骨が動きます。

 

腕をしっかり挙げるためには、

肩甲骨と腕と肩甲骨の関節がしっかり動き

そこに関係する筋肉が

十分に伸びたり縮んだりすることが必要です。

 

 

肩が動き難いから、

肩だけ動かす運動をすればいいものではありません。

 

 

では、マシンあるいはゴムを使って

肩周り、肩甲骨のトレーニングをすれば、

効果があるのでしょうか?

 

 

どんなポジションで運動するかで効果は変わる

 

 

ジムでよく見かけるのが、

体幹(胴体)を安定させないで、

肩周り、背中のトレーニングをしていることです。

 

 

あなたの姿勢がもし

反り腰だったり、背中が丸かったりすると

そのままの姿勢でいくらトレーニングしても

効果は期待できません。

 

 

試しに背中を丸めて、腕を挙げてみてください。

 

うまく挙がりませんね。

 

今度は肩を内側に捻った状態で挙げてみてください。

 

やはり、あがりませんね。

 

 

自分ではしっかりやっているつもりでも、

いつものあなたの姿勢でトレーニングすると

本来使いたい筋肉は使えないのです。

 

 

でも、

あなたの姿勢をうまく修正して

動かす練習をすれば、

どこの筋肉を使うか?わかるようになりますよ。

 

 

ほんのちょっと、骨盤の位置を気をつける

肋骨がどこにあるか?意識する

姿勢を保つ筋肉が働いて運動できるか?

 

 

 

ピラティスでは

そういったことを意識して運動します。

 

すると、小さな力で

効率よく、大きな動きをすることができますよ。

 

 

まとめ

 

 

●肩だけ、肩甲骨だけトレーニングしても

効果は少ない

 

●腕を挙げるにも体幹(姿勢を保つ筋肉)が必要

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。