ピラティスとは
ピラティスは
ドイツ人のジョゼフ ピラティスが考えた
マシンを使ったマンツーマンエクササイズです。
彼は後にアメリカへ移住。
ピラティススタジオを開き、多くのダンサーがピラティスを学びました。
時々、
「ピラティスはインナーマッスル(カラダの奥にある小さい筋肉)
だけ鍛えるのでしょ?」
と思っている方がいます。
ピラティスはインナーマッスルだけで無く、
アウターマッスル(カラダの表面にある大きい筋肉)
どちらも使ってトレーニングします。
ざっくり言えば、
インナーマッスル>→カラダの奥の小さい筋肉、姿勢を保つ役割
アウターマッスル→カラダの表面の大きい筋肉、骨を動かす役割
たとえば、
膝を曲げる時骨を動かすのはアウターマッスル、
曲げる時に関節がずれないように、
良い位置で動かすために働くのが、インナーマッスルです。
大きい筋肉だけ鍛えても
小さい筋肉もきちんと働かないと
膝に痛みがでたり、形が悪くなります。
日本では、ピラティスといえば
マット1枚あればできるマットピラティスが主流ですね。
せいぜい小道具の
ゴムで出来たバンド、ストレッチポール、バランスボール、ミニボールを使い
スポーツクラブ、ピラティススタジオでのグループレッスンを
思い浮かべるかたが多いです。
マシンピラティスって何?
私はあえて
マシンピラティスと使っていますが、
もともとピラティスは、
マシンを使って、マンツーマンで行うエクササイズです。
リフォーマーといって、ベットの下にスプリングがついていて
そのベットが動いて、股関節、肩関節をしっかり動かすマシン。
キャデラックというマシンはベットのようになっています。
上の方からスプリングの付いたバーを手で引いたり、
或いは、バーを膝に挟んで股関節を動かし、
背骨をコントロールしながらゆっくり動かせます。
チェアーは椅子のようになっていて
腰掛けたまま股関節を動かしたり
立ったまま片足でバランスとりながら
股関節動かしたり。
どのマシンもいろんな運動ができます。
【マットピラティス】
- 体幹は鍛えられるが、股関節、肩関節のためのエクササイズは少ない。
- 筋力、柔軟性のない人にとってはやりづらいところもある。
- 全て、自力で頑張らなければならない。
- 手軽にどこでもできる
- グループレッスンなら費用も安い
【マシンピラティス】
- マシンのある場所でないと出来ない。
- マンツーマンのトレーニングが多いので費用が高くなる
- 個人差もありますが、高齢者、極端に筋力がない場合はすぐにマシンを使ってのトレーニングはできないこともある。
- 一般的に行うトレーニングに比べて、最初は骨盤、背中をベットにつけて、スプリングの力を借りて股関節、肩関節、背骨を動かすので、良いポジションを保ち易い。なので、早く効果が出る。
- 負荷は重さでなく、スプリングの強さで変えるので苦しい、しんどいトレーニングではない
- 自分のからだに対する意識を大事にするので感覚が敏感になる
- 股間節、肩関節が動きやすくなる
- 骨盤を整えるには早く効果がでる。脚の形も整ってくる。
- 50歳こえてもバレエ体型になってくる
私のピラティスの指導は状況に応じて、
マットピラティス、マシンピラティス
小道具を使って、
その時に必要なものを使って指導していきます。
もちろんマンツーマンです。
また、足裏に問題のある方、
外反母趾、土踏まずがない方は
そのままではうまくトレーニング効果があがらないので
足裏のトレーニングもしていただきます。
バレエ体型に憧れるあなた
私のピラティスの指導に興味のあるあなた